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ARTIST

KAMATA AYA・SUZUKI AYUMI・TAKESHITA SHOHEI・TAKESHITA SHINPEI・KIKUYA SATOSHI・ SHII YUDAI・SASADA SHINPEI

日程

2020/7/23,24,25,26,31,8/1,2,7,8

(休日および金、土、日)

​時間

14:00~19:00

回想的作話の

​レコーディング

CRISPY EGG Gallery

3-17-5 Fuchinobe chuou-ku sagamihara-shi kanagawa-ken Japan

INTRODUCTION

CRISPY EGG Galleryでは、鎌田あや、鈴木愛弓、竹下昇平、竹下晋平、菊谷達史、四井雄大、笹田晋平によるグループ展『回想的作話のレコーディング』展を開催いたします。

 

2020年前半は、複数の折り重なる現実が地滑りを起こすように移り変わっていく様を、まざまざと見せつけられる日々でした。

去年から徐々に、行政や企業、メディアなどが大なり小なりオリンピック関連の企画を打ち立て、国家的祭祀に向けて期待感が広がりつつありました。しかし、コロナ禍が突如として発生。戦時下と見紛うばかりに日常は一変しました。その後、数字上は感染拡大が落ち着いたかに見える現在ですが、すでにコロナは忘却されつつあり、一方では反差別運動による抗議行動が全米を始め世界中で巻き起こっています。(6月17日現在)

 

かつて「現実」と呼ばれたものは不動的な空間を指す言葉として語られてきましたが、今やタイムラインのスクロールと同じ速度で、次々と創造され破棄されていく、取替え可能な空間でしかなくなってしまったようです。

 

しかし、次々と入れ替わる感情や情報よりもはるかにゆっくり時間をかけて作られる「物」は、その速度に追いつけません。作る理由は作る理由を思いついたその瞬間にしか存在せず、ようやく生まれ落ちた時には必要性はとっくに失われ、遺骸としてあちらこちらに取り残されてしまいます。

オリンピックのグッズや休日、標語etc.まさか世界が家から出ることすらも困難な事態へと向かうとは思いもせず、彼らはまるでゾンビのように、今か今かとオリンピックの開場を待ち望んでいます。

 

それは美術も例外ではありません。

現実がソフトウェアのオプション(選択肢)のようなものでしかない以上、作家がいかに一つのテーマを追求しようとも、鑑賞者の現実が書き換えられてしまえば、作品ですら複数ある現実の一つの遺物として扱われる運命を免れることができません。

 

本展の出品作は全て2020年に制作されたものとなっています。また、それぞれの作品には通常のキャプションに加え、制作「月」が記載されます。

 

仮に作品がその瞬間の空気をパッケージした遺骸なのだとしたら、その瞬間の少しだけ先に生きる我々は一体何を忘却してしまったのか、そもそもなぜ忘れてしまったのか?痕跡をたどるような展示となればと思います。

 

2020年6月19日

STATEMENT

TOKYOオリンピック2020を揶揄するために、SNSで映画『AKIRA』のワンシーンがネタとして使われていたのが去年から今年のコロナ禍直前にかけてだったかなと記憶している。

当時は予算の規模や開催の現実性について疑義が投げかけられ、オリンピックの先に見る未来と『AKIRA』のディストピアな世界観とが重なって見えていた。

とはいえ、現実には粛々とオリンピックという国家規模のイベントが無事執り行われるよう、行政も民間も動いていた。人々もこのお祭りをなんとか成功させ、また自身もなんらかの利益に与ろうと必死になっていた。

私も不動産の仕事もしているので、不動産価格、特に都心のマンション価格などは年々上昇しTOKYOオリンピックを頂点に下落する、という話がまことしやかに囁かれていたことを知っている。少子化はGDPを押し下げるに十分な圧力を持っている以上、沈みかけた船にいる我々の経済が、せめて気分だけでも上昇したかのように偽装するにはオリンピックという「国家祭祀」を景気の頂点とする指標として、これほど分かりやすいものはなかった。

予定表に組み込んでしまえば、確実に行われるであろう「明るい未来」。そこを起点として、投資家は安定的なリターンを得ようという欲望があったし、バランスを取るためにその起点の先には資産価値下落と自分だけは勝ち逃げという幸せなディストピアを欲望していたのだと思う。

 

2020年5月現在。

そのような未来はどうやらこなさそうだ。

まさか数ヶ月前までこのような事態が起きるとは誰も想定できなかった。

しかし、今年の初旬までは確実にオリンピックのある未来はあったし、平行して確実にオリンピックが前代未聞の延期もしくは中止(これは前代未聞ではないが)になる未来が待ち構えている。

 

両方の未来が見える今、私たちはいくつもの未来が枝葉のように別れた「分岐点」に立たされていることを強く感じざるを得ない。

 

『デトロイト ビカム ヒューマン』というゲームがある。2018年に大ヒットしたゲームだ。

舞台は近未来。主人公は三人のアンドロイドでプレイヤーはそれぞれの人生をプレイする。アクションゲームだが会話や行動を選択することで複数のストーリーが展開され、マルチエンディングへと向かっていく。

一つの章が終わるとプレイヤーは、ツリー状になった選択肢のひと枝を辿っていたことが可視化され、何気ない選択が原因で世界が突如分岐し、自分の見た世界と別の世界が存在することを知る。

 

本作は人種差別や人生の不可逆性など様々な側面を語ることができるが、やはりこのツリーが全体において重要な仕掛けとなっている。プレイヤーはこのツリーを通して「未来が何かの拍子に別の未来と入れ替わる」ということが可視化され、世界が複数平行していることを感じることができるのだ。

本来、物語とは不可逆であるわけだが、プレイヤーは「この選択により、実は違う展開もあるのだろう」という並行世界の存在を常に考えながらプレイしているのである。

 

そしてまさに今、街を歩いていると全く違うツリーが並行していることを強く感じることができる。

 

商店街のアーケードに並ぶ「TOKYO2020」のポスターや弾幕。

オリンピックに合わせて作られた7月の4連休。

マンションとして戸建て販売される選手村。

そもそも2021年に延期された「TOKYO2020」事態も名称を変更させずに残るらしい。

 

様々な残滓を見ていると、どこかの時点での選択肢が現れていて、選択を間違えた我々は期待していた未来ではなく、強引に別の枝葉を引き寄せてしまい、予想とは異なるエンディングへと分岐しているまさにその瞬間にいるのではないかと考えてしまう。

 

数年前。同じ思いで眺めた標語がふと頭をよぎる。

 

『原子力 明るい未来のエネルギー』

 

福島県双葉郡双葉町に掲げられた標語。何度も報道写真にもなり記憶にある人も多いかと思う。

 

我々は、あり得たかもしれない未来が、突如入れ替わる経験を幾度となく繰り返している。この標語はまさに枝分かれする前の人々の想いそのものだったはずだが、この写真の標語はすでに取り外されており、現在には存在しない想いが綴られている実態のない死者の声である。これを撮影した写真はいわば生前を撮影した遺影だとも言えるし、死者そのものなのだから心霊写真でもある。

 

そう考えれば、街にいまだに残る「明るい未来」はもはや骸であって、「オリンピックの存在する現実」というその想いだけが幽霊のように生き続けている世界に私たちは生きている。

 

オリンピックそのものは開催されようがされまいがどちらでも構わない。しかし、街が、制度が、いまだ埋葬されない骸を抱えながら残っている今、2020年に分岐してしまう前の「あり得たかもしれない未来」を記録することは意義のある行為なのかもしれないと考えている。

 

2020年5月5日

石井弘和

ARTISTS

鎌田あや

KAMATA AYA

1981東京生まれ

現在、東京にて活動。

文化人類学の知見を元に、物語をガラスや刺繍など織り込む作品を作っている。テキストを単なる情報としてではなく、物質として扱うことで、口頭伝承のように物語に身体性を与える試みを行っている。

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『thisishowunnameablechangebutnobodyrealizesitnobodynotices.#1』2019・Mixed media・H155×W115×D4mm.
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 『Someday,Someday,Where There Is...#41』2019・Glass Flame・710×530mm

【作家略歴】

 

鎌田あや

KAMATA Aya

 

1981東京生まれ

2010多摩美術大学美術研究科油画専攻 修了

[個展]

2015『realityandiexistsimultaneouslyatthispresentmoment.』(CRISPY EGG Gallery)

2014『Someday,Someday,Where There Is...』(ギャルリー東京ユマニテ)

2012『The story continues even if she went away to somewhere』(OZC)

2011『In the distant past, somewhere far away』(新宿眼科画廊)

2010『Dream not seen eyes of my circumference』(トーキョーワンダ ーサイト本郷)

2009『Mirror,mirror,on the wall』(ギャルリー東京ユマニテ)

2006『心に秘めた想い』(ギャルリー東京ユマニテ)

 

[グループ展]

2019

『〈外のちから〉野田裕示教授退職記念』展(多摩美術大学)

2016

『ANSER SONG』Galleryan ASUKAYAMA 

『平成27年度収蔵・新収蔵品展』(佐久市立近代美術館)

2011

『Another dream that a person has in a dream』(中之条ビエンナーレ)

『第14回 岡本太郎現代芸術賞』(川崎市岡本太郎美術館)

『ヨッちゃんビエンナーレ』(OZC)

『IMPACT 2011』(ギャルリー東京ユマニテ)

『TWS 小作品展』(TWS hongo)

2010

『アーツチャレンジ 新進アーティスト発見』(愛知芸術文化センター 2009)

『TOKYO WONDER WALL 2000~2009 10年 !』(東京都現代美術館)

『P&E exhibition』(ARTCOURT Gallery)

『Art Camp 2009』(Gallery Yamaguchi Kunst-Bau)

『Humanite Collection for Young Artist』(ギャルリー東京ユマニテ)

『P&E』(新宿眼科画廊)

2009

『10th SICF』(青山スパイラル)

『トーキョーワンダーウォール2008 受賞2人展』(東京都庁)

2008

『Humanite lac small works 2008』(ギャルリー東京ユマニテ)

『Asia Top Gallery Hotel Art Fair 2008』(ホテルニューオータニ)

『第44回 神奈川県美術展』(神奈川県民ホール)

『Amuse Art Jam in KYOTO』(京都博物館)

『トーキョーワンダーウォール2008』(東京都現代美術館)

 

[受賞]

2011

『第14回 岡本太郎現代芸術賞』入選

2008

『トーキョーワンダーウォール』審査員長賞

『第44回 神奈川県美術展』入選

 

[パプリックコレクション]

佐久市立近代美術館

鈴木愛弓

SUZUKI AYUMI

1986 静岡県生まれ

現在、東京で活動中。

 

絵本の物語の一場面のような絵画を描いており、当初は幻想的な物語であったが、近年は神話的なものへと変化し、それに伴い、素材も油彩から水墨、そして刺繍へと変化。物語の性質とともにテクスチャーが変化していくことで、物語と物質の関係を往復するような作品を制作している。

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 『囲われた土地/Enclosed land』2019・Cloth,Oil paint,Embroidery thread・273×220mm
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 『囲われた土地/Enclosed land』2019・Acrylic on paper・273×220mm

【作家略歴】

 

鈴木愛弓

SUZUKI Ayumi

 

1986 静岡県生まれ

2008多摩美術学部絵画学科油画専攻卒業

2010多摩美術大学大学院美術研究科博士前期課程絵画専攻油画研究領域卒業

2018 現在 東京都在住

 

[個展]

2009『鈴木愛弓』展(KEY Gallery&青樺画廊/京橋)

2012『鈴木愛弓』展(ギャラリー銀座アルトン/銀座)

2015『反転トリップ』(CRISPY EGG Gallery/淵野辺)

2017『舟をこぐ、坐る月』(一期:三渓園・旧燈明寺本堂/横浜 二期:CRISPY EGG Gallery/淵野辺)

​2018『the land』(FEI Art Museum Yokohama/横浜)

2019『囲われた土地』(一期:ART OSAKA/大阪 二期:CRISPY EGG Gallery/淵野辺)

 

[グループ展・公募展]

2007

『Discovery』展(KEY Gallery/銀座)

『re-』展(GALLERY CAVE/浜松市)

2009

『石神まるこ 鈴木愛弓 三橋灯』展(アートガイア・ミュージアム東京/目黒)

『第18回奨学生美術』展(佐藤美術館)

2010

『第46回神奈川県美術』展入選

2011

『第30回損保ジャパン美術財団奨励』展(東郷青児美術館)

『サムホール』展(ギャラリー銀座アルトン/銀座)

2012

『Art shuffle〜ハートのエースをみつけよう〜』(銀座三越ギャラリー/銀座)

2013

『フィナーレ選抜奨励』展(東郷青児美術館)

『山本冬彦と御子柴大三が選ぶ若手作家』展(パレットギャラリー/麻布十番)

『山本冬彦が選ぶ若手作家小品』展(Gallery ARK/横浜)

2014

『山本冬彦コレクション』展(ギャラリーやさしい予感/目黒)

2015

『アートフェア東京』(イセ文化基金・日本アート評価保存協会)

2016

『アグライア』展(Gallery ARK/横浜)

『ジ・アートフェア プリュスウルトラ』(CRISPY EGG Gallery/表参道)

2017

『アルテミス』展(Gallery ARK/横浜)

『アグライア』展(Gallery ARK/横浜)

2018

『ART in PARK HOTEL TOKYO』(CRISPY EGG Gallery/東京)

​   

[受賞歴]

2011

『損保ジャパン美術賞』

竹下昇平

TAKESHITA SHOHEI

1990 静岡県生まれ

現在、東京で活動中。

 

ごく普通の街の風景をモチーフとしながらも、あくまでそれは表層でしかなく、画面や街などからせり上がってくる荒々しい筆致や植物を描くことで、世界の複層性や下層に潜む「力」の表現を試みている。

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 『行きつけのベンチ2』2019・Acrylic on canvas・430×1200mm
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『テニスコート前』2019・Acrylic on canvas・830×1315mm

【作家略歴】

 

竹下昇平

TAKESHITA Shohei

 

1990 静岡県生まれ

[個展]

2015『眺めのいい部屋』 (高円寺 pocke)

2018『しんこうけい』 (あをば荘)

2019『懐かしの今』(CRISPY EGG Gallery)

 

[グループ展]

2016

『新井五差路との二人展 すべて眺めのいい~ 』(spiid)

『カオスラウンジ新芸術祭2016市街劇「地獄の門」』 (もりたか屋)

『水野健一郎presentsグループ展「得体」』 (ギャラリー ルモンド)

『バラックアウト展 』 (旧松田邸)

 

2017

『フォースも覚醒』 (中央本線画廊)

『 春のカド7』 (artgallery opaltimes)

 

2018

『Identity XIV curated by Mizuki Endo - 水平線効果 - 』春のカドとして参加(nichido contemporary art)

 

2019

『真っ直ぐ曲がる』(にじ画廊)

『The Optic nerve and The Devices』(CRISPY EGG Gallery)

竹下晋平

TAKESHITA SHINPEI

1990 静岡県生まれ

現在、東京で活動中。

 

竹下昇平の双子の弟でもある。

ドロッピングのように撒き散らされた植物(のようなもの)が、画面全体を覆うような絵画を描いている。アメーバのように広がるその植物は、ディストピア的でありながら、世界の持つ本質的な力強さを表している。

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 『無城』2016・Acrylic and Pen on paper・1456 × 1030mm
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『赤いやつ』2019・Acrylic and Pen on paper・728 × 1030mm

【作家略歴】

 

竹下晋平

TAKESHITA Shinpei

 

1990 静岡県生まれ

 

[個展]

2017『Universal values』(ototoharu)

2019『evergreen』(gallery TOWED)

 

[グループ展]

2016

『KITAJIMA/KOHSUKE#13 〜池と怪物編〜』 (カタ/コンベ)

『地獄の門』カオスラウンジ新芸術祭2016(もりたか屋)

『BARRACKOUT』(旧松田邸)

『Debris*Lounge』(ゲンロン カオス*ラウンジ 五反田アトリエ)

2017

『竹下双子展 フォースも覚醒』(中央本線画廊)

菊谷達史

KIKUYA SATOSHI

1989北海道稚内市生まれ

現在金沢にて活動。

代替可能なメディウムが複数ある現代において、あえて絵画を制作することの意味を、油彩画を通して描こうと試みている。愚直と言うべきその姿勢は、現代における絵画表現の困難さを表していると言える。

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 『Reborn#12(MUTSU Hamabossu)』2018・Oil on canvas・1,940×1,303mm
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『shampoo』2017・Watercolor on paper・175×125mm

【作家略歴】

 

菊谷達史

KIKUYA Satoshi

 

1989北海道稚内市生まれ

2011金沢美術工芸大学美術工芸学部美術科油画専攻卒業

2013金沢美術工芸大学大学院修士課程美術工芸研究科絵画専攻油画コース 修了

 

[個展]

2018『Play a role』(創治朗/兵庫・伊丹)

2017『タッチアンドストローク』(ルンパルンパ/石川・野々市)

2017『Indoor landscape』(CRISPY EGG Gallery/神奈川・淵野辺)

2015『サーモンピンクと黒い花』(ASAGI ARTS/東京・銀座)

2014『Fertilizer』(ギャラリー点/石川・金沢)

2014『月とグレープフルーツ』(金沢アートグミ/石川・金沢)

2013『UNDRAMATIC』(gallery COEXIST-TOKYO/東京・木場)

2012『FLAME REACTION』(ギャラリー点/石川・金沢)

2011『DRIED FLOWER』(Gallery O2/東京・南馬込)

2010『LITMUS』(Kapo gallery/石川・金沢)

[グループ展]

2019『The Optic nerve and The Devices』(CRISPY EGG Gallery/神奈川・淵野辺)

2017『VOCA2017』(上野の森美術館/東京・上野)

2016『シェル美術賞 アーティスト セレクション (SAS) 2016』(国立新美術館/東京・六本木)

2015『港で出合う芸術祭 神戸ビエンナーレ』(メリケンパーク/兵庫・神戸)

2015『第18回岡本太郎現代芸術賞展』(川崎市岡本太郎美術館/神奈川・川崎) ※「菊谷達史と四井雄大」名義

2014『菊谷達史・福田邦男展』(ガレリアフィナルテ/愛知・名古屋)

2014『虹の麓 -反射するプロセス-』(名古屋市民ギャラリー矢田/愛知・名古屋)

2011『Nomadic circus troupe』(北海道立近代美術館/北海道・札幌)

2010『アウトレンジ2010』(文房堂ギャラリー/東京・神保町)

[その他]

2020『ゲンロンカオス*ラウンジ新芸術校第5期最終選抜成果展「プレイルーム」』(ゲンロンカフェ/東京・五反田)

2019『ゲンロンカオス*ラウンジ新芸術校第5期生展覧会グループA』(カオス*ラウンジ五反田アトリエ/東京・五反田)

2019『3331 Art Fair 2019 ‒Various Collectors' Prizes‒』(3331 Arts Chiyoda/東京・外神田)

2018『PREVIEW AiPHT』(パークホテル東京 25F& 31F/東京・新橋) 

2018『蒐集衆商』(Spiral Garden/東京・南青山)

2017『Kanazawa Newly arrived Art&Craft 2017 by Rempah Rempah』(Spiral Garden/東京・南青山)

2016『日本・ベルギー国際交流美術展  - WEWANTOSEE - 』(金沢21世紀美術館市民ギャラリーB/石川・金沢)

2016『アートツーリズムへの発地』(THE SHARE HOTELS HATCHi/石川・金沢)

2016『四井雄大個展』(ギャラリー数奇/愛知・犬山)肖像画を制作

2015『あきたアートプロジェクト-急がば廻れ-』(アトリオン・茜屋珈琲店/秋田・秋田)

2015『アーティスト・イン・レジデンス東海さるく』(リバーパル五ヶ瀬川/宮崎・延岡)

2015『3331 Art Fair 2015 ‒Various Collectors' Prizes‒』(3331 Arts Chiyoda/東京・外神田)

四井雄大

SHII YUDAI

1987年 岐阜県生まれ。

現在、金沢にて活動中

今回、唯一の陶芸の作家。

バナナの入れ物や、バランを陶器で作ったり、必要な工程としてではなく、単なる接着として焼成を行うなどして、現代における「器」や「食」の再考を行っている。

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【作家略歴】

 

四井雄大

SHII Yudai

 

1987年 岐阜県大垣市に四井家の長男として生まれる。

1988年 岐阜県本巣郡巣南町(現瑞穂市)に移住。高校卒業まで過ごす。

 

2001年 studiorecord陶芸教室受講開始。小澤先生に出会う。

以降主なインプットとして任天堂に傾向しながら、主なアウトプットとして陶芸を信仰。

2006年 金沢美術工芸大学工芸科入学。金沢に移住する。古納屋でバイト。

2010年 美大卒業。卒展と古納屋でのW個展。岐阜県各務原市に移住。自動車免許取得。

2011年 岐阜駅にて陶芸教室バイトと並行して円相のバイトも継続。カレー界隈と出会う。ギャラリー点個展。

2012年 金沢の真福院に入居し、自炊をインド料理に縛る。問屋まちスタジオで制作開始、ちょくちょく展示。

2013年 真福院の工房利用開始。コーポレートアート展「陶展」他、展示活動は複数名を好みがちな傾向。

2014年 インド料理生活の継続、初のインド旅行からの住人の振る舞い開始。堀至以との「TRACE2」等の展示。

2015年 菊谷達史と共闘し、第18回岡本太郎現代芸術賞入選、展示。住人の振る舞い2015を真福院にて隔月開催。

2016年 ギャラリー数寄での初個展。イナダ氏とうえだ氏とチームを組みTEI-EN企画始動。

2017年 工房を野町のキタイッサカに移し、堀江たくみと共同生活&制作をはじめる。土間〜ケット開催。

2018年 鍛冶町倉庫展と月映展からはじまり、悩ましさのなかバイト漬け。

2019年 年始のギャラリー数寄個展の際、制作脳のキャパオーバーを痛感、秋にラオスへ一時逃避。

笹田晋平

SASADA SHINPEI

1984大阪府生まれ

現在、東京で活動中。

 

近代美術史における油彩画の再考をテーマとしている。仏画や群像をモチーフとしながらも、モデルをアイドルなど現代的なものと取り替えることで、日本美術史における油彩画の再インストールを試みている。

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『Jericho's raft and fifteen quardians〜ジェリコーの筏と15人の守護者〜』2020・Mixed media・variable

【作家略歴】

 

笹田晋平

SASADA Shinpei

 

1984大阪府生まれ

2007神戸大学発達科学部卒業

 

[個展]

2007『トーキョーワンダーウォール2007』(東京都庁)

2008『TWS-Emerging109「法華経フォン・ド・ボー」』(トーキョーワンダーサイト本郷)

2010『ホメオカオスの油壺』(Ohsima Fine Art )

2012『前田荘バロック』(Ohsima Fine Art )

2018

『I will neglect nothing』(Ohshima fine art)
『Dance in the palace』(CRISPY EGG Gallery)

 

[グループ展]

2018
『第21回岡本太郎現代芸術賞入選展』(川崎市岡本太郎美術館)
『Seattle Art Fair 2018』(Century Link Event Center)

2020

『Fire of Argus〜アルギュスの送り火〜』(CRISPY EGG Gallery)

『第23回岡本太郎現代芸術賞入選展』(川崎市岡本太郎美術館)

 

[受賞歴]

トーキョーワンダーウォール賞(トーキョーワンダーウォール公募2007)

第21回岡本太郎現代芸術賞 入選(2018)

第23回岡本太郎現代芸術賞 入選(2020)

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